桶川ストーカー殺人事件―遺言 読了
桶川ストーカー殺人事件―遺言 清水潔さんの本を読了しました。
この本の中には、私と一緒で警察に不信感、絶望感を持った方が出てきます。
本を読みながら、あ!一緒一緒と言っちゃいました。
そして殺人犯と警察によって殺された被害者。本当に残念です。
テレビの報道も被害者のネガティブ要素を取り上げてばかりいて
おかしいんじゃないの?(おかしいと思うと殆ど見なくなるか、とことん追求するか、のどちらかで、見なくなっちゃった方です)って思ってたのと、その後謝罪してた番組もあったりと
自分の中にも当時いろんな引っ掛かりのあった事件なので
読んでおきたいと思ってたノンフィクション本でした。
やはり、若い警察官はまだ希望があるけど、
ちょっと年数重ねた方は全然ダメダメなのはどこも一緒なんですねぇ。
こんな酷いことがあっても、日本の警察は変わらないんですねぇ。
警察は生命財産を守るのが職務かと思いますが、それすらしないもんね。
結局今も、血が出ない限り警察動かないのは変わらないしね。
110して、出動義務があるので来てくれて、
相手がひどかったら注意程度はしてくれますけど。。。
この本の作者や、その周りの方がいなかったら、
この事件お蔵入りになっていた可能性もあります。
警察自身が改竄してますからね。
怖い国ですよ。
ま、「一部の」警察官でしょ?って思っている方もいるかもしれませんが
腐った人たちが一掃されていないし、その人たちから教育を受けた人たち
そういう人たちの中で、変わらないでしょう。
いくら情熱を持った若い人たちが入っても。。。
警察も組織ですからね、この日本の。
普通の会社にしても、良くしようと頑張っても結局退職しちゃう方が多いのと一緒で
変えられないんですよね、結局。
悪い人たちになるべく関わらないで、それらしく日常を過ごすしかない。
民事裁判ですら、勝ったとしても費用で足が出ちゃったりして
誰も正義を求めなくなっていく。
運が悪いで片付けちゃっていいわけないんだよねぇ。。。
読む前、読みながら、読んだ後も警察嫌いは変わらない。
それでも、警察という組織にしか頼れない現実。。。どうしたらいいんでしょうね。。。