ひとりのきもち

素敵な孤独の修行もしています。主に愚痴ですが…胸の内を吐き出す雑多なブログです。

小学一年生で下品を知る

私は、青南小学校という学校に入学しました。
小学校の校歌って歳を取っても覚えているものなのですねぇ。。。
♪代々木の森の霧晴れて〜
第二校歌っていうのもありまして、それも歌えるんですよね。
♪光あふれて風もさわやか 代々木の森の風がよぶ〜
ってか、こういう能力を勉強に活かせない私です。。。


ここの小学校の校庭は砂利とか土ではなく、ゴム(?)のようで
思いっきり押すと、やや凹むような感じの校庭でした。
体育座りする時とかに、何回か押してましたw
変わった感触でした。


入学してわりとすぐに避難訓練があり時間割の2時間分を潰して
避難場所の代々木公園まで歩きました。
校歌の話でも出てきた、代々木ですよ〜
表参道を歩いて。。。遠いでしょ!もぅ。。。涙
小一の私には長い長い道のりで疲れて、避難場所に着くまでの厳しさと同時に
授業をしないという、ウキウキ感を味わった。
既に授業に関心持たない、授業はただ黙って座る事という認識の勉強嫌いでしたw


私は四組に居たのですが、
担任の先生は歌も上手くて、優しい先生でした。
歌うことが大好きな私は、勿論音楽の時間が好きで、
担任の先生の歌に感動してました。

そんな先生が、ある日
「今日から一組に教育実習の先生が来ます。
小鳩くるみさんという名前で芸能活動をされていた〇〇先生です」

私は小鳩くるみさんって言われて全然ピンと来ず。。。ふーんって感じでした。

「歌がとっても上手な先生なんですよ〜」

歌が上手な担任の先生が言ってるけど、
先生以上に上手いの!?ほぅ!。。。と少し関心を持った。

「みなさんは、芸能活動されていたからという事で
見に行くような、下品なことはしないでくださいね。。。」

そう聞いて、
『何?下品』って。。。響きからして良くない。。。
『芸能人を見に行くことが下品なんだ』
とそっちに衝撃を受けました。

うちに帰って下品という言葉の衝撃と、
小鳩くるみさんという人が教育実習に来る話をして、
親からアタックナンバーワンの鮎原こずえ役の声優さんとか
小さい時から歌の仕事されてたのを知りました。

その時母から、私が幼稚園年少か入らないかの短期間
うちの下の階には野口五郎さんが住んでて、普通に何度も会ってたじゃない
って言われて
もうそっちの方が、びっくりでw
自分の中では野口五郎さんはバッチリ知ってる有名人・芸能人なので。

でも、別にだからと言って、見に行くようなことはしないよなぁって思った。

ただ今なら、♪熱いコーヒー飲みませんか〜と来たら、
コーヒー飲めませんが同行はいたします。はいww
ギターのお話お伺いしたいです。


「下品」という言葉の響きに衝撃を受けたなぁ。

母からの話聞いた後に受けた後に
下品という言葉を何度もリピートしてたら、母親から

「それが下品!」とピシャリ言われ、しょんぼり。。。。

下品の体験までした、小一の下品の思い出ですw



ちと続き。。。
この学校では、全校集会、学年集会で先生たちが歌ってくれることがたまにあって。
その歌声を聴くのもとても好きで、担任の先生の美声を探すのが好きな時間でした。

実は教育実習生が居る期間に、その時間がたまたま重なって、
先生たちの歌が聞けて、またまた美声を探して

♪あら、今日はより素敵な声!! えー!一人だけ目立っちゃってるわ♪

といつも以上に感動しながら
クラスに戻って、担任の先生が教室に到着して
。。。声。。。
先生!声がガラガラ!!
さっきの歌声は?どう言うこと?!と思ってたら

「実は先ほどの歌ですが、先生風邪ひいて声が出なくて歌えなかったんですね」

クラスのみんなもざわついて「先生の声じゃ無かったんだ」「誰の声?」
とか。。。

「みなさん、綺麗な声聞いたと思いますが、
実習生の〇〇(小鳩くるみ)先生の歌声です。本当にお上手でしたね」
とおっしゃられて。。。

本物のパワーを知りました。
先生たちの合唱なので、声が一人だけ大きいことは決してないのですが、
一人だけほんと別格というか、飛び抜けてました。
一人だけマイクついてるんじゃない?って思うくらいでした。
小鳩くるみさんの歌の力に魅せられてしまいました。


すごく歌に感激したけど、見に行くような下品なことは当然しておりませんw